社員の挑戦を知る

企業と個人の間の「不」を解消し、
イキイキと働く個人を増やしたい。

メディア事業 中途領域企画 マネジャー 東虎太郎

転職希望者の“不”を解消するサービスを

前職のWebアプリサービス開発会社では、新規事業の企画営業を経て、開発のプロジェクトマネジャー等をしていました。その会社の業績が傾き、倒産まっしぐらという事態に。想いも薄れ、現状を受け入れ、つまらなそうに仕事をしている同僚たちを見て「もっと楽しくやりがいのある仕事が世の中にあるはず。その一歩を支援する仕事がしたい。みんなを元気にしたい!」という思いが芽生えました。CA(キャリアアドバイザー)に「あなたのような仕事がしたい」と相談したところ、「転職を個別で支援する道もあるけれど、これまでの経験を活かすことで、既存の仕組みを変え、より広範囲に影響を与えられる仕事もある」とアドバイスされ、リクルートキャリアに入社。メディア企画の担当になりました。『リクナビNEXT』に求人広告を掲載いただいた企業と、転職希望者のマッチングを最大化させるために、課題を解決する様々な施策を考え実行する仕事です。転職は重い決断なので、応募までの心理的ハードルがあります。想像だけでなく多くの人に会い、直接話をしていく中で、「応募したいけど「“不”安があり」最初の一歩が踏み出せない人がとても多いことがわかりました。「企業と個人のコミュニケーションの敷居を下げることで、転職希望者の背中を押すサービスを開発できないだろうか?」 その思いを出発点に、2017年6月末に『リクナビNEXT』の新サービスとしてリリースしたのが「スピードアプローチ」「こだわりアプローチ」。企業の求人に「気になるブックマーク」をしたけれど未応募の転職希望者に、企業から「一緒に働きませんか?」というマークやメッセージを送り、応募を後押しするサービスです。

東虎太郎

目的を明確にしてプロジェクトを推進

プロジェクトは決して順風満帆ではありませんでした。実はこれまでも、企業から転職希望者に長文メッセージを送るサービスはありました。それをあえてマークや短文メッセージに変更しようというもの。「なぜ変えるの?」「本当に効果があるの?」現場からは不安の声ばかり。確かに、効果の高かった長文メッセージを読むと、心を動かされるものがありました。けれど作成が大変で、あまり使われないサービスに。大事なことは、転職希望者の背中を押してあげる機会を最大化すること。「応募して大丈夫だろうか?」と不安のある人にとっては、「一緒に働きたい」という短いメッセージでも、一歩を踏み出す勇気になる。自分が転職を経験しているので、その気持ちがよく理解できました。一方、企業にとっても、ただ待っているのではなく、自ら転職希望者に素早くアプローチできる手段となります。開発工数や予算の問題で何度も破綻しかけましたが、「この価値を社会に届けたい!」という思いを原動力に、プロジェクトメンバーや営業に「なぜ実現したいのか」目的を明確にして説明していきました。リリース後の反響は、じわじわと営業現場から生まれてきました。サービスを利用いただくことで応募数が1.3倍に。今では『リクナビNEXT』上の求人広告の60%以上で利用いただいています。さらに進化させるべく、企業や転職希望者の声を聞き、販促方法や機能を磨き続けています。

東虎太郎

リアルな「人」の声に触れることを大切に

同時に進めていたのが、企業が応募者を管理するWeb画面のリニューアルです。開発が大規模となるので20年近く変えられなかったシステムの改修に着手しました。システムを通じて「採用成功」を増やすためには、もちろん企業側の使い勝手をよくするといった観点もありますが、実現したかったのは「転職希望者側の目線に立って、不安を減らすこと」。応募後、企業からの連絡が来ないと不安がずっと続きます。企業と転職希望者のコミュニケーションをよくすると、お互いの“不”が解消され、気持ちよくステップを踏んで入社まで進みます。具体的には、滞っている連絡があれば返信を促し、面談前にはリマインドやリクナビ編集部からのアドバイスも自動で送られるようなシステムに刷新しました。転職するということは、もっと幸せになれる場所を探すこと。新しい職場でがんばろうと思う一歩を踏み出すこと。一つ一つのハッピーな転職が増えれば、イキイキした人生が増え、企業も社会も元気になると信じています。企画という仕事はサービスを利用する「人」と直接会い、話をすることが何より大事。当事者の表情や仕草、言葉に直接触れなければ絶対にわからないことがある。そこに“不”があれば解消し、元気に働く個人を増やすお手伝いを今後もしていきたいと思っています。

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